愛と青春の宝塚 平成21年7月4日(土)10:30 丸の内TOEI2



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初日の今日、丸の内TOEIで10時30分からの上映を観ました。
舞台は雪チーム(湖月Ver)を観たので、今回は月チーム(紫吹Ver)を観ました。

人生そのものが戦争に押しつぶされそうになる状況の中で夢の舞台を必死に守ろうとするタカラジェンヌのひたむきな姿にあらためて胸を打たれました。
余命少ないことを仲間に打ち明け、同情はいらないというトモ(星奈優里)の気迫、そして息を引き取る場面にはやはり泣かされます。

宝塚大劇場が閉鎖命令を受けたのは、昭和19年3月、春日野八千代主演の雪組公演の時でした。
先日の「百年への道」で当時のエピソードを話していた春日野八千代の姿が紫吹淳に重なって見えました。

舞台では「すみれの花咲く頃」をアレンジした曲で短いショーがありました。
最後は3段のコマの上に全員が乗ってフィナーレになります。
スクリーンでは、キャストとスタッフのクレジットが流れる画面の中に入っていました。

上映後、舞台にも出ている真山葉瑠(71期)のインタビューを受ける形で紫吹淳の舞台挨拶がありました。
全国ツアーでのいろいろなエピソードの紹介がありました。
最後の名古屋の公演の時、舞台で「愛知県、万歳!」を間違えて「愛媛県、万歳!」と真顔で言ったそうです。
街から街を移動していると、今、自分がどこの街にいるのか分からなくなるそうです。
でも愛媛県には行っていないはずですが。


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