仮面舞踏会からバスティーユの戦いまでストーリーは本編をなぞらえています。 そのため前2作とは違って特に驚くような設定はありませんでした。 仮面舞踏会に紛れ込んだ黒い騎士の衣装が、杖を持った仙人のようで面白かったです。一瞬スカーレットピンパーネルのグラパンを思い出しました。
革命の場面の最後にロザリーが剣を持って舞台に倒れこむ演技がありました。 誰かから剣を渡されたのでしょうが、そこは観ていません。 オスカルの死を悲しむという演出なのでしょうか。
驚きの設定はないのですが、逆に本編から名場面が取り除かれた舞台になって少し味気ない感じがします。これも本編の先入観が強いためですので仕方がありません。
前2作では主人公は死ぬのですが、ベルナールは後世に歴史を伝えるために生かされます。命を落としたオスカルたちの遺志をベルナールが受け継ぐことで、ホッとする結末でした。 この最後の場面の背景にオスカルとアンドレ、フェルゼンとアントワネットが登場します。 映像かと思ったのですが、配役されていました。アントワネットは男役の麻尋しゅんでした。
ショーの最初に登場したドラゴンの「べイブリッジ!」の掛け声に会場は一気に盛り上がります。男役のキレのあるダンス、娘役の華麗なダンス、見応えのある内容で、あっという間の1時間でした。
立樹遥は横浜市出身です。子供の頃、ピアノの発表会で県民ホールの舞台に立ったそうです。 みなとみらい線が開通して近くに駅が出来て便利になりました。 渋谷から東横線が乗り入れているので、我が家から1時間くらいでした。 |