1月11日(月)15:30公演を観ました。今年の初観劇です。 1942年に公開されたアメリカ映画の舞台化です。 第2次世界大戦下、フランス領モロッコの都市カサブランカが舞台です。 かつての恋人同士の運命的な再会、ナチスに抵抗する男同士の友情が描かれています。
もともとヨーロッパでのファシズムとの戦いにアメリカも参戦するために国民向けに製作されたプロパガンダ映画と言われています。 しかし戦争に翻弄される男女の愛と男同士の友情は政治的な製作意図を超えて感動を与えるドラマになっています。
見ごたえのある大作でした。 全体的にシリアスなストーリーで笑いの出る場面はほとんどありません。 リック(大空祐飛)がイルザ(野々すみ花)に「君の瞳に乾杯!」と言う有名なセリフが何度か出てきます。 とにかく大空祐飛がカッコイイです! 今度新宿の飲み屋で真似をして言ってみましょうか? 前に美人がいないと出来ませんね?
反ナチスの活動家ラズロの蘭寿とむは、落ち着いた演技で内に秘めた闘志と強さをうまく表現しています。
小池先生の舞台はいつも映像が使われています。 今回も、「NEVER SAY
GOODBYE」や「太王四神記」と同じく奥秀太郎と組んで、映像を活用してリアルで迫力ある舞台づくりをしています。
新トップコンビのお披露目公演です。
今回珍しく?男2人で観ました。 映画の影響でしょうか、会場も年配の男性がいつもより多いように思いました。 |