今日(15日)大阪に遠征し、ウィーン・オリジナル・バージョン「エリザベート」を観ました。特に海外ミュージカルに興味があるわけでもないのですが、今年は宝塚版「エリザベート」が上演されることもあり、コンサート・バージョンを含め、ひととおり観劇しようと計画した第1弾でした。
「舞台装置を可能な限り再現した完全引越公演は梅田芸術劇場のみ」、「最初で最後の奇跡の来日!」などのキャッチコピーは少しオーバーだと思いながら、話のタネにという軽い気持ちで(財布の負担は軽くないのですが)大阪にやって来ました。
しかし、そのような思いは全く見当違いでした。とにかく「素晴らしい!」の一言に尽きます。複雑な舞台装置も素晴らしいのですが、何といっても登場するキャストの歌の素晴らしさに感動しました。
セリフのほとんどは歌唱で表現されています。特にエリザベートを演じたマヤ・ハクフォートの歌唱力には圧倒されました。なかでも「私だけに」は音域が2オクターブ以上もあるそうですが、情感のこもった説得力のある歌唱には鳥肌が立つほどの感動でした。
今、東京の自宅に帰ってこの書き込みをしていますが、いまだ、舞台の興奮と感動の余韻が続いています。タカラヅカ以外の舞台でこれほど感動したのは久しぶりです。とにかく今日は文字通り「感激!」の一日でした。 |