エル・アルコン -鷹- レビュー・オルキス 星組 平成20年2月9日(土)11:00 東京宝塚劇場


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今日が、やっと今年の初観劇です。
長野県からの団体が入っていたようでいつもに比べると男性客が多かったです。
原作は読んでいないので1月にプログラムを買ってあらかじめ配役やストーリーを頭に入れておき ました。
おかげで場面の展開もあまり違和感は感じませんでした。

海上での艦船の戦闘を舞台で表現するのはむずかしいと思います。
音や光を使っていましたが、動きはなかなか表現できません。

安蘭けいの演技が少し淡々としているように感じました。
着替える回数がとても多いため舞台裏での慌ただしさを抑え、冷静に務めているのでしょうか?
柚希礼音はいずれ次期?を感じさせる存在感がありました。
ニコラス役の綺華れいはいつも安蘭けいのそばにいて目立ついい役ですが、退団は残念です。

ティリアンの安蘭けいは徹底して悪役を演じています。初めから終わりまで隙のない演技です ので観客の方も緊張感が残ります。このためショーの最初にトップ二人のとぼけた老夫婦が出てく ることで、この緊張感が消えほっとします。アルゼンチンの演出家による振り付けの場面は確かに いつもと違う動きです。
私にはいつもの演出の方が動きが大きくていいと思いますが。


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