11月13日(金)19:00公演を座・高円寺で観ました。
作・演出は燐光群主宰の坂手洋二です。
3分間のイベントには、
公衆電話の市内通話時間、
3分間スピーチ、
インスタントラーメンのゆで時間
レトルトカレーの加熱時間、
ボクシングの1ラウンド、
そして「ウルトラマン」の地球滞在時間、
などがあります。
この舞台は、すべてのシーンが3分間で描かれる「世界演劇史上初」の試みだそうです。
25個くらいのシーンが登場したでしょうか。
全体がバラバラのようでもあるし、前のシーンの続きのようでもあります。
登場人物のつながりも含めて、観客にははっきり分かりません。
このため、少し中途半端でスッキリしない舞台になっています。
竹下景子は、時計を見ずに3分間を言い当てることができる「3分間の絶対感覚能力」を持った「女」を演じています。
ほとんど最初から最後まで出ずっぱりの熱演でした。
57歳という年齢を感じさせない若さです。
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