宝塚花の踊り絵巻 愛と青春の旅だち 星組 平成22年12月7日(火)13:30 東京宝塚劇場


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12月7日(火)13:30公演を観ました。
28年前のアメリカ青春映画が原作です。
当時私はすでに青春時代を過ぎていた?ので映画館で見た記憶はありません。

パイロットになることを夢見て厳しい訓練に立ち向かう士官候補生たちの友情と製紙工場で働く娘たちとの恋が描かれています。
士官候補生は過酷な訓練期間中の遊び相手として、一方、娘たちはあわよくば玉の輿を狙って、にわかカップルが誕生します。
軽い気持ちで近づいたカップルのそれぞれの結末は甘くもあり、苦くもありです。

いつもの舞台と違うと感じたのは衣装でしょうか。
トップコンビの役は士官候補生ザック(柚希礼音)と工場従業員ポーラ(夢咲ねね)ですので、周囲の仲間と同じ衣装を着ています。
衣装ではトップと分かりませんが、二人とも熱演で存在感を示していました。
無事に卒業したザックがポーラの頭に真っ白な帽子をかぶせてやる感動のラストシーンは映画と同じようです。
紅一点の士官候補生シーガー役の音波みのり(研6)は目立ついい役でした。

ポーラとデートをしていたカウボーイ(水輝涼)が「ヘイ・ポーラ」を歌おうとしてもオーケストラが演奏をしてくれず、指揮の塩田明弘に懇願するやりとりが面白かったです。
この演出は珍しいですね。

レビュー「宝塚花の踊り絵巻」は、秋、冬、春の季節ごとに鮮やかな色彩の変化が華麗で豪華でした。


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