4月1日(木)18:00公演を観ました。
「劇団☆新感線」の30周年記念公演です。
30年前、大阪芸術大学の学生だった「こぐれ修」と「いのうえひでのり」が旗揚げした劇団です。
当時、人気が爆発し関西学生演劇ブームの中心的存在になりました。
今回初めて「新感線」の舞台を観ました。
上演時間が休憩20分を含めて3時間40分と長いです。
しかしストーリーも分かりやすく、歌、踊り、アクション、生バンド、そしてビジュアル的にも見ごたえがあり、最後まで飽きることなく楽しい舞台でした。
「新感線」の舞台づくりにはいくつかのパターンがあるようです。
今回は、生バンドが舞台上で演奏する音楽を前面に出した“Rシリーズ”だそうです。
また映像が実に効果的に活用されています。
舞台上にある海賊船と映像の大海原を組み合わせたり、また人物や背景の映像と舞台上の役者の演技とが一体化していたり、リアルに迫力のある場面になっています。
天海祐希(73期)は女海賊、実は前国王の一人娘です。
「新感線」には7年ぶりの出演です。
舞台ではまぶしいくらいに美しく輝いていました。
ロングブーツではありませんでしたが凛々しいオスカルそっくりの衣装でも登場します。
コスプレのせいでしょうか、“小林幸子”のような雰囲気もありました。
森奈みはる(74期)は花組で安寿ミラとコンビを組んだ娘役トップです。
二人のサヨナラ公演は阪神・淡路大震災に遭い中断しています。
「新感線」の舞台は5度目の出演で準レギュラーのようです。
歌がうまかったです。
振付は川崎悦子です。宝塚の舞台にもスタッフとして参加しています。
「エリザベート」の「闇が広がる」の曲でトートとルドルフが踊る時とそっくりな振付がありました。
プログラムは2300円でした。
宝塚の倍以上するので私は高いと思ったのですが、芝居の好きな仲間に見せるとこれで2300円なら安いと言っています。
確かに内容は豊富でシールも付いていてお値打ちかもしれません。
しかし大きすぎて表紙のスキャナーが出来ません。
4月6日に2回目を観る予定です。
写真は、赤坂ACTシアター外観、劇場前の掲示板、会場内に展示されていた原画です。
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