11月18日(木)18:30公演を観ました。
プロローグがトップコンビの6分間のデュエットダンスという演出です。
ダンスの得意な二人の魅力が観客を舞台に引き込みます。
霧矢大夢は、自由気ままに風のように生きようとする主人公シュテルクをさわやかに演じています。
パリ(龍真咲)は、ハンガリー人への憎しみを心に秘めた影のあるジプシー役で「静」の演出です。
一方、オトカ―(明日海りお)は、アゼルナに恋をし毎日宝探しの穴掘りをしている明るい青年役で「動」の演出です。
最近の月組の舞台は、この二人を競わせるような配役になっています。
どちらも100周年の宝塚を支える逸材だと思います。
レビューでは組子全員がエネルギッシュに歌って踊っています。
そのパワーが客席にも伝わってきます。
大階段の黒燕尾ではトップスターを先頭に男役全員が並んでいて、圧巻です。
さらに男役の後、娘役も全員が大階段を下りてきます。
見応え充分の迫力です。
今回は友の会の抽選でSS席が当たりました。
前から6列目で、オペラグラスを使うこともなく間近に生徒たちを観ることができました。
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