はじめて愛した 雪組 平成22年11月3日(水)15:00 日本青年館


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今日、15:00公演を日本青年館で観ました。
特別公演はほとんど観ないのですが、音月桂のトップ就任第1作なので観ることにしました。

ハードボイルド・タッチのシリアスな舞台でした。
音月桂演じるガイは、表の顔はカメラマン、しかし裏の顔は冷徹な殺し屋です。
明るいキャラクターの役ではなく、喜怒哀楽を表に出さず感情を抑えた大人の男性を演じていました。
音月桂の新しい男役像でしょうか。

ヒロイン愛加あゆ(レイチェル)の熱演が光っています。
激しい感情の動きをセリフや所作でうまく表現できています。
娘役トップでも十分通じる実力があると思いますが。

研1の夢華あみ(ナタリー)のセリフと歌を確認しました。
出番も多く、新人とは思えない堂々として舞台に立っています。

クライマックスのラストの場面ではいい意味で観客も裏切られます。
正塚先生の心憎い台本に感心します。
フィナーレで見せた音月桂の笑顔が輝いていました。


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