イカれた主婦 アトリエ・ダンカン 平成22年5月18日(火)19:00 ルテアトル銀座



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5月18日(火)19:00公演をルテアトル銀座で観ました。

シングルマザーのベブ(木の実ナナ)と高校生の息子ティム(山崎育三郎)、自分に自信がないジェッタ(彩輝なお)と夫ラリー(陰山泰)、自信家でエネルギッシュなウェンディ(キムラ緑子)と恋人ウォレス(川崎麻世)、音楽教師のキャロル(浦嶋りんこ)と恋人ルード(ROLLY)の8人が登場します。

20年前の舞台の再演です。
4人の“主婦”はルードが経営するクラブで行われるパンクロック・コンテストの賞金目当てにパンクバンドを結成します。
ラストシーンでは4人が派手なメークと衣装で客席から登場します。
4人の演奏(これは演技です)でロックの大音響が会場に響きます。

木の実ナナも、もう63歳!です。
しかし舞台の上では若々しく年齢を感じさせませんが、激しいアクションはありませんでした。
歌はあまり知らないのですが、30年近く前、五木ひろしとのデュエット曲「居酒屋」が大ヒットしてカラオケでもよく歌われました。

彩輝なお(76期)は、燕尾服が最も似合う男役といわれた一方、フェアリータイプのトップスターでした。その美貌には神秘さも漂っていました。
今回は主婦という日常生活感のある役でしたが、4人のなかでは一番美しくかわいかったです。
アクションはやはり宝塚風でした。

特に誰かが主人公ではなく8人のキャストがそれぞれ個性を発揮しています。
特に、浦嶋りんこの歌のうまさ、ROLLYのユニークなキャラクター、川崎麻世の脚の長さが目立っていました。


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