4月22日(木)19:30公演を観ました。
すみだパークスタジオ「倉」のこけら落し公演です。
桟敷童子の舞台を観るのは初めてです。
日本の田舎の土俗的、旧習的な雰囲気がする舞台です。
昔の汲み取り式便所にまつわる作品です。
ある村に母親と7歳の息子透(とおる)がやって来ます。
母親に近づいた3人の男性が行方不明になり、2人は汚物を貯めた池で死体で発見されます。
池のそばで男性と透が一緒にいたところを目撃されています。
透が事件に係わっているのでしょうか?
兵隊が登場するのですが、透の妄想なのでしょうか?
池下重大が透の叔父の役です。
月船さららと出口結美子のユニットmetroの旗揚げ公演に出演していました。
また5月の第3弾公演「痴人の愛」にも出演します。
なかなかうまい役者だと思います。
そのほかのキャストは全く知りません。
透役の烏山茜は本当の子供のように小柄でした。客演のようです。
動く汲み取り車や戦車、天井からの派手な紙吹雪が登場します。
舞台装置にこだわっています。
「倉」は「すみだパークスタジオ」内にできた新しい劇場です。
内装は新しいのですが、客席は昨年閉館したベニサン・ピットを再利用しているそうです。
桟敷童子は石川さゆりの舞台なども手がけているようです。
石川さゆりから贈られたスタンド花がありました。
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