11月27日(土)14:00公演を座・高円寺2で観ました。
「ポェティカルでピュアな幻想無言劇」です。
熊、ウサギ、木馬、ネコ、火とかげ、ドラゴン、宝石の卵、花の妖精などの人形と4人のパントマイマー繰り広げるファンタジーの世界です。
パントマイマーは人形も操ります。
多くの糸や棒を使って人形は自然な動きになっています。
とくに熊の歩き方がユーモラスで客席の子供たちも笑っていました。
セリフはなく無言ですが、動物たちの鳴き声があります。
劇団代表の山本由也がすべての人形のデザイン、設計、製作を手掛けているそうです。
とくに花の妖精は細かな仕掛けになっていて、人形の手が葉っぱに変わり、足が根に変わり、頭の上のつぼみが開いて花が咲き、その花びらが落ちるようになっています。
ただ片足が2回外れて落ちたのは残念でした。
「かわせみ座」は、子供のためだけでなく、大人も楽しめる芸術としての人形劇を目指しているようです。
客席は子供を連れた家族のほかに大人の観客もいました。
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