8月31日(火)16:00の友の会公演を観ました。
水夏希・愛原実花トップコンビのサヨナラ公演です。
以下、ストーリーに触れています。
水夏希(ロジェ)は、いろいろなスーツを着こなしてシリアスなストーリーの主人公を格好良く演じています。
一方、その胸中は両親と妹の命を奪った犯人への復讐の炎が燃えたぎっています。
インターポールの刑事として犯人を追う執念にあふれ、迫力ある演技になっています。
ロジェに協力するパリ市警の刑事リオン役の音月桂は、いつもロジェのそばにいて冷静な行動をとり、爽やかさも感じさせる演技です。
この二人の人物像の対比が見どころになっています。
ロジェは、ブエノスアイレスでついに犯人に出会い復讐の銃口を向けます。
24年間、この時のために果てしない追跡を続けてきたはずなのに、ロジェは引き金を引くことができません。
ロジェの銃を受け取るリオン、トップスター・バトンタッチの演出でしょうか。
ブエノスアイレスの酒場でダンサーが情熱的なタンゴを踊っています。
すべてが終わって、ロジェとレア(愛原実花)が別れにタンゴを踊る場面が印象的でした。
ショー「ロック・オン!」もいきなりテンションの高いシーンから始まります。
専科・美穂圭子の歌のうまさが光っています。
ロケットが16人と意外と少ない人数でした。ちょっとさびしい感じでした。
熱くてゴージャスなショーでしたので、フィナーレでは白と黒の2色だけの衣装がシンプルでよかったです。
音月桂がカフェ・ブレイクで裏話をしています。
見せることはないのですが小道具として警察手帳を持っているのだそうです。
また、ショーではカゲソロで歌いますが「みずなつき」の1文字ずつで始まる歌詞になっているそうです。
知らなければ気が付きませんね。 |