7月11日(日)16:00公演を観ました。 以下、ストーリーに触れています。
ネルソン提督(大空祐飛)は小国イギリスの命運をかけて宿命のライバル、フランスのナポレオン(蘭寿とむ)に挑みます。 一方、ネルソンとエマ(野々すみ花)の切なくも哀しい愛が描かれています。 しかし、ネルソンには妻ファニー(花影アリス)が、エマには夫ハミルトン(北翔海莉)がいます。簡単に言えばこの二人は不倫の関係なのです。 宝塚の舞台になると不道徳な不倫も、「清く」、「正しく」はないのですが「美しく」描かれるから不思議です。 ネルソンの最期は、ベルばらのオスカルの最期を連想させるような演出でした。
この公演で退団する花影アリスの美しい姿も見納めです。 凪七瑠海はネルソンに仕える青年を好演しています。 ネルソンとエマの間に生まれた子供ホレイシヤ役がすみれ乃麗で、可愛かったです。 新人公演ではエマを演じます。 近いうちに双子の娘役トップが誕生するのでしょうか?
ショー「ファンキー・サンシャイン」のフィナーレで花影アリスがエトワールを務めています。
下の写真は、もう20年も前に仕事でロンドンに行った時にトラファルガー広場で写したネルソン記念像です。 |