真飛聖サヨナラ公演の千秋楽のライブ中継をなかのZEROホールで観ました。
お芝居もショーもいろいろな場面でサヨナラ公演としての泣かせる演出がたくさんありました。
そして、花組生徒みんなが一つになってトップスターを送り出そうとする熱い気持ちが客席にも伝わってきます。
サヨナラショーでは、「EXCITER!!」のまったくイケてない独身サラリーマンMr.Uが大階段に登場しました。
黒燕尾の男役が描いたのはイニシャル「Y」の人文字だったのですね。
退団する眉月凰に同期の花束を贈ったのは檀れいでした。
カーテンコールが何度も続いて、最後に花組を「愛してる!」コールで幕となりました。
真飛聖の初舞台は阪神淡路大震災のすぐ後、平成7年3月の「国境のない地図」でした。
そしてサヨナラ公演は東日本大震災に見舞われました。
昨年3月の検定試験の問題にも「阪神淡路大震災で被災した宝塚大劇場の復興第一作として上演された」公演で初舞台を踏んだ生徒を選ぶ問題が出ていました。
もちろん真飛聖が正解です。何かの因縁なのでしょうか。
退団後のことについては記者会見でも語っていませんが、また舞台の上で力強い姿を見せてほしいものです。 |