6月26日(日)13:00公演を高田馬場のラビネストで観ました。
2年間活動を中止していたエレジー・キング・ストアの新たなスタートの公演です。
「苦しみの中、寄り添うように暮らしていた二人の姉妹・・・。
だが、ある日突然、姉が姿を消した。
目の見えぬ妹を一人残して・・・。
姉妹の絆を描いた切なくも哀しい物語。」です。(チラシより)
両親の虐待によって心に傷を受け多重人格となった姉、そして虐待によって盲目となった妹。
鳥越夕幾子は妹の役でヒロインです。
姉を慕い、姉に頼って生きる薄幸の女性のはかない雰囲気を好演しています。
姉は妹思い、妹も姉思いなのですが、なぜか二人の心がすれ違います。
しかしどうしても妹のことが気がかりな姉は別人になって妹を守ろうとします。
そのため姉は金目当てに妹に近づく男と刃傷事件を起こします。
かつて一緒に遊んだ「森の王国」で傷ついた姉と再会する妹、再び心が通い合った姉妹ですが、ラストシーンは切ないです。
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