昨日(26日)12:30公演を東京国際フォーラムのホールCで観ました。
昨年5月に日生劇場で公演がスタートし、全国を巡演して、今回が東京凱旋公演です。
眠狂四郎は、昭和31年に週刊誌上に登場したヒーローです。
バテレンと幕府高官の娘との間に生まれ、その暗い宿命を背負い、虚無と孤独の中に生きる孤高の剣士です。
その剣術は、愛刀・無想正宗から繰り出される魔性の必殺剣・円月殺法です。
この「虚無の雰囲気」と「男の色気」を演じられる俳優としてGACKTはピッタリかもしれません。
ただ雰囲気は実にいのですが、セリフがゆっくりしていて間も長すぎる感じです。
GACKTの肌は不思議なくらい白いです。
映像や音響を駆使し、ビジュアルな演出にこだわった舞台でした。
背景はLEDの大画面に描かれています。
刀の動きに合わせて画面上では光の軌跡を描き、刀を鞘に納めるときには効果音と「キラキラと星が飛ぶ」ような映像が現れます。
音楽も洋楽器だけでなく、尺八、笛、太鼓などの和楽器が使われています。
後半の殺陣のシーンではダンスのような振付もミックスしていました。
おじいさんが観るような舞台ではないと思ったのですが、「眠狂四郎」の物語自体はオジサン向きですので観に行きました。
やはり宝塚の舞台以上に女性客が多かったように思います。
GACKTの人気でこれだけ客が入るのでしょうか。
料金も通常の倍以上の設定になっています。
なぜか着物を着ている女性が目に付きました。
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