11月8日(火)19:00公演を渋谷区文化総合センター大和田の伝承ホールで観ました。
結城座は、江戸時代から続く「江戸糸あやつり人形」と「江戸写し絵」を受け継いでいる劇団です。
作・演出の斎藤憐が10月に亡くなり急遽「追悼公演」となりました。
「芋虫」、「屋根裏の散歩者」、「一人二役」、「人でなしの恋」の4作品です。
人形と写し絵と役者と歌、これらがうまく組み合わさって面白い舞台空間が出来上がっています。
舞台美術・人形・写し絵は宇野亜喜良が、音楽は黒色すみれが担当しています。
この日と翌日の昼の2公演しかなく、もったいない気がします。
伝承ホールは、伝統芸能にも対応した劇場です。
花道や前舞台の設置もできるようになっています。
客席は、250の椅子席のほかに、上手と下手の壁側に90の桟敷席があります。
桟敷席といっても平場ではなく1列目はベンチ席、2列目は壁に収められている椅子を出して座ります。
チケットは椅子席から売れたようで、買ったときは桟敷席しか残っていませんでした。
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