昨夜、椿組の花園神社野外劇「けもの撃ち」を観ました。
毎年夏恒例のテント公演も、もう26年目だそうです。
作・演出は弾丸MAMAERの竹重洋平、主題歌は友川カズキです。
山に餌が無く、人食い熊が町にやって来て犠牲者が出ます。
これを退治するために狩猟隊のマタギ衆、花村一家の侠客たち、そして町の男たちが立ち上がります。
椿組主宰のとばさん(外波山文明)はなぜか声が出ていませんでした。
風邪だったのでしょうか?
松本幸四郎の長女、松本紀保が客演しています。
演技の節目に客席から、歌舞伎の屋号の「高麗屋!」という掛け声が飛んでいました。
椿組のカオリン(井上かおり)は旅籠屋・朝日楼の女将です。
気丈で押しの強い女の雰囲気がよく出ていました。
青年座のおとえさん(勝島乙江)は病弱な父親を助けるけなげな娘役を好演しています。
歩けない父親を背負ったり、熊退治に山に行こうとする父親を必死に止めたり、熱演でした。
台風6号の後、しばらく涼しくなっています。
昨夜もそれほど蒸し暑くはなかったです。
しかし、舞台は38人のキャストの熱気で盛り上がって面白かったです。
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