夏の夜の夢 スタジオライフ 平成23年11月2日(水)18:30 紀伊國屋ホール


画像をクリックすると拡大します

11月2日(水)18:30公演を紀伊國屋ホールで観ました。
原作はシェークスピア、台本・演出は倉田淳、美術・衣裳は宇野亜喜良です。
スタジオライフの舞台を観るのは今回が初めてです。

スタジオライフは男性版宝塚といわれる劇団です。
今回の登場人物は21人、女性役もすべて男優が演じます。
宝塚と違って男役と娘役は固定していないようです。
演出の倉田淳は劇団唯一の女性です。

女性らしい演技はもちろん、あえて男性的に演じるところはコメディーになります。
また激しいアクションもあり、男性パワーによるエネルギッシュな女性が演じられています。
宝塚とは逆に、男性だからこそ演じられる女性であり、女性にはない女性の魅力が表現されています。

「夏の夜の夢」はダブルキャストになっていて、また同時に「十二夜」も上演されています。 役者は切り替えが大変だと思います。
舞台は積み木細工のような装置になっていて、2つの公演で組み合わせを変えているようです。 妖精パックの衣裳が、あまり妖精らしくなかったです。

「夏の夜の夢」は、平成4年に宝塚でも「PUCK」として上演されています。
パックは涼風真世、ハーミアは麻乃佳世、ボビーは天海祐希でした。
この時の主題歌を松任谷由実が書き下ろしています。

スタジオライフは“イケメン”の劇団ですので女性ファンが多いようです。
客席は圧倒的に女性が多かったです!


トップページに戻る    観劇リスト2011に戻る