7月2日(土)15:30公演を観ました。
ゴールデン・ウィークの5月2日にムラで観たので2度目の観劇です。
お芝居よりもショーがメインとなる珍しいケースの公演です。
「ショーの神様」と言われた鴨川清作先生の往年の名作です。
これまで何度か再演されていますが、柚希礼音(ソール)は1999年の月組公演が初舞台です。
今回トップスターとして同じ作品の舞台に立つことは感慨深いことでしょう。
夢咲ねね(エストレーラ)が初めて宝塚を観たのは、この1999年の月組公演だったそうです。
ブラジルの広大な大地のエネルギ―とリオのカーニバルの熱気が客席にも伝わってきます。
柚希礼音のダンスはしなやかでそしてダイナミックで見応えがあります。
涼紫央(ルーア神父)と組長・英真なおき(シスター・マーマ)のコンビが狂言回し的な役で登場し会場を笑わせます。
シスターでありながらルーア神父に言い寄る尼僧を英真なおきが滑稽に演じていて楽しい場面です。
「めぐり会いは再び」は、小柳奈穂子先生の大劇場デビュー作品です。
原作の喜劇をミュージカル化した作品ですが、肩の凝らない楽しい舞台になっています。
男と女の本音と建前、そしてさまざまな恋愛模様が描かれています。
小柳先生は2009年のバウ公演「二人の貴公子」ではシリアスな作品も書いています。
宝塚二人目の女性演出家として期待しています。
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