2月25日(土)12:00公演を三越劇場で観ました。
2003年に解散した大阪松竹歌劇団(OSK)の有志が再結成した劇団です。
OSKの正当な承継団体として承認され、活動を続けています。
かつては「歌の宝塚、ダンスのOSK」と並び称されていました。
お芝居「ADDIO(アッディーオ)」とレビュー「Dance of JOY」の二本立てです。
これは宝塚と同じです。
「ADDIO」はヴェルディのオペラ「レニャーノの戦い」を基にしたストーリーです。
神聖ローマ帝国の侵略を受ける北イタリアの同盟軍の指揮官が主人公です。
戦争に愛を翻弄される人々の悲劇が描かれています。
「Dance of JOY」は歌と踊りですが、振付も含めて宝塚とほぼ同じ雰囲気です。
キャストは男役7人、娘役10人と少人数です。
黒燕尾は6人、ラインダンスは8人でした。
ラインダンスの1人は男役が娘役になっているようです。
羽根はありませんが、シャンシャン?を持ってのフィナーレは宝塚と同じです。
カーテンコールではピンクのパラソルを回しながらテーマソング「桜咲く国」を歌います。
これは定番のようです。
三越劇場は500席ほどです。
セリも花道も銀橋もありません。
舞台奥の階段は3段でした。
スケールや舞台機構の違いはどうしようもありません。
しかし少数精鋭の見応えのある舞台でした。
大阪での公演は舞台も大きくキャストも多いようです。
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