4月19日(木)19:00公演を下北沢のザ・スズナリで観ました。
木賃宿を舞台に社会の底辺で生きる人々の物語です。
ロシアのゴーリキーの戯曲を、江戸時代の設定に変えています。
貧困から抜け出そうとしても抜け出せず、毎日酒や博打に明け暮れる日々が描かれています。
椿組主宰の外波山文明は謎の老人、悪徳人の大家の辻親八、その妻「おたか」の井上カオリ。
この3人は、ほかのキャストが“動”の演技をする中で“静”の演技で舞台を引き締めています。
夜鷹の「おなす」を演じる勝島乙江(青年座)は一人“色”のある存在で目立っていました。
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