4月11日(水)18:30公演を観ました。
霧矢大夢・蒼乃夕妃トップコンビのサヨナラ公演です。
イギリス皇太子デイヴィッド(霧矢大夢)は気さくな人柄とモダンな感覚で「プリンス・チャーミング」と呼ばれる人気者でした。
その人気を利用しようと多くの人が打算で近づきます。
アメリカ国籍の人妻・ウォリス(蒼乃夕妃)もまた夫の事業のために皇太子に近づきます。
実在のデイヴィッドは王室の一員とは思えない自由奔放な性格で派手な女性遍歴があったようです。
しかし離婚歴があり交際当時も人妻であったウォリスとの結婚を真剣に考え、即位した王位を捨てる覚悟を決めます。
それは常軌を逸した愚かな判断なのか、文字どおりの英断なのか。
それほどウォリスが魅力的で素晴らしい女性だったということでしょうか?
もしそうだとすればウォリスと出会うことができたデイヴィッドを羨ましく思います。
霧矢大夢最後の舞台と思うと少し淋しい気持ちです。
次期トップスターの龍真咲はBBCのニュースキャスター、実はソビエトのスパイです。
狂言回し的な役で目立っていました。
ショーの大階段の黒燕尾でも前半はセンターで踊っていました。
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