8月15日(水)19:00公演を渋谷のシアターコクーンで観ました。
1991年に初演された松尾スズキの代表作です。
1998年に再演され、今回3度目の上演です。
失踪した妻エスダマス(大竹しのぶ)を14年も探し続けている夫ヒデイチ(古田新太)、
歌舞伎町の風俗産業を取り仕切るコズマ三姉妹(江本純子ら)、
薬剤被害で奇形児として生まれた14歳のフクスケ(阿部サダヲ)、
そしてホテトル嬢のフタバ(多部未華子)、なかなか豪華なキャストです。
松尾スズキも製薬会社社長の役で登場します。
ヒデイチは田舎の冴えない中年男です。
驚きのキャストでしたが古田新太の抑えた演技が印象的でした。
大竹しのぶは平凡な主婦から風俗産業のダーティーな役まで巧みに演じています。
阿部サダヲは不動のフクスケ、はまり役です。
多部未華子も意外なキャストでしたが、可愛かったです。
チケットは完売のようです。
立見客も大勢いました。
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