5月19日(土)19:00公演を新宿・花園神社境内の紅テントで観ました。
今年予定されている唐十郎の新作3本の第1弾です。
チラシの呼び込み文句です。
「三つの運河が交差するところに
鐘が沈んでる駅がある
その鐘を銀食器で叩いてみたまえ」とあります。
場所は、鐘ヶ淵の駅近くを流れる川のそばにあるパーマ屋と蕎麦屋。
合羽橋の銀食器店に勤める青年・町田は川で泳いでいるうちにバケツに入れていた店の商品の食器が満ちてきた潮に浸ってしまい台無しにしてしまいます。
パーマ屋の娘チャコちゃんは困っている町田を助けようとします。
蕎麦屋には「天カス」「ネギちゃん」「ワリバシ」という女の子がいます。
唐十郎はお下げ髪にスカート姿のネギちゃんでした。
アングラ劇ですので理路整然としたストーリーがあるわけでもありません。
不思議な唐ワールドに引き込まれます。
唐組のテント芝居を観るのは「百人町」以来2年ぶりです。
ラストシーンではホリゾントのテントが開き役者が花園神社の境内に出ていきます。
「百人町」も同じ演出でした。
紅テントは、ゴザの上に座って観るので腰が痛いです。
1幕が45分、15分休憩して、2幕が45分、体力的に限度です。
休憩中は腰を伸ばすために立っています。
5月ですのでテントの中はそれほど蒸し暑くはなかったです。
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