5月31日(木)19:00公演を新宿のタイニイアリスで観ました。
米国とソ連が激しい宇宙開発競争を繰り広げていた時代のお話です。
犬の打ち上げに成功したソ連に対抗して米国はチンパンジーを使用します。
アフリカで捕獲された40匹のチンパンジーが、音や光に反応してレバーを動かすなどの訓練に取り組みます。
そして厳しい訓練に耐えた1匹が宇宙へ向かいます。
歴史的事実に基づいたストーリーなのですが、作者が観客に何を伝えたいのかはっきりしません。
チンパンジーが主人公のようですが、あまり求心力のない存在です。
特に盛り上がる展開もなく、あっさりしています。
「HAM」の名は、チンパンジーの訓練を行ったニューメキシコ州のホロマン宇宙医療センター(Holloman Aerospace Medical Center)の略称のようです。
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