なまず metro 平成24年5月26日(土)18:00 die platze


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5月26日(土)18:00公演を神楽坂のdie platzeで観ました。
metroの第5弾は、旗揚げ公演を行ったdie platzeに3たびの登場です。

昨年の大震災を受けて“震災後の日本の危うさ”を描いた前作の続編です。
コメディでもあり、またシニカルな雰囲気の舞台になっています。
震災や原発事故の現実から目を逸らそうとする風潮に警鐘を鳴らしているようです。

5人のキャストが場面ごとに別のキャラクターを演じ分けています。
月船さららは、著作権を管理する事務所の可愛げのない女経営者、東北地方に樹立した王国の妃、そして前作から登場した謎の歌手・蝉時雨蝶子を演じます。
妃の衣裳はベリーダンスの踊り子のようでした。

アフタートークがありました。
月船さらら、天願大介監督(作・演出)、そして昨年metroを引退した出口結美子でした。
天願大介は「そもそも芸能とはふざけたものだ」として“ふざけた”演出をしたそうです。
月船さららは「真剣にふざけた演技をするのも難しいです」と話していました。

die platzeは今年7月末で閉館になります。


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