2月16日(木)19:00公演を三軒茶屋のシアタートラムで観ました。
宝塚OGの旺なつきが主演しています。
天井桟敷の上演作品の中で、最も数多く上演された作品です。
昭和53年の初演から5年間で世界32都市でも上演されています。
館の主人は軟禁され、下男、下女、召使い、料理人、門番、馬番などの奴婢たちが、
美少年や貴婦人に変装し、“主人ごっこ”を繰り広げます。
「奴婢訓」の5年前に初演された「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」に似た設定です。
「伯爵令嬢」は“美女劇”に特化していました。
数多くの機械装置が考案され使われています。
紐を引っ張るとお尻を叩く機械は愉快ですが、支柱のてっぺんからのロープに支えられて空中で水平になっているキャストは大変です。
これぞアングラ劇という雰囲気がいっぱいでした。
旺なつきがOGというのは後で教えられました。
歌うシーンもあり、宝塚の雰囲気を感じていたのですが、知らないまま観ていました。
平日でしたが会場は大勢の立見も入って満席でした。
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