軍鶏307 桟敷童子 平成24年5月16日(水)19:00 すみだパークスタジオ倉


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5月16日(水)19:00公演をすみだパークスタジオで観ました。

戦後の混乱期、心身ともに蝕まれた女性たちが入院している「能嶋病院」が舞台です。
セリフの方言から土地は福岡でしょうか。
地番が307番地であることから、世間からは“307(サンマルナナ)”と呼ばれて蔑視されていました。
医師とその家族、入院患者、地元のヤクザ楢崎組、それぞれの人物の必死の生きざまが描かれています。

満州から引き揚げてきた従軍看護婦(中井理恵)、戦死した息子を待ち続け、気が触れてしまった“メンドリさん”と呼ばれる女(板垣桃子)の二人が主人公として場面が展開します。
激しいアクションンもあり、どのキャストも熱のこもった演技でした。
ラストシーンでは定番のど派手な大道具も登場しました。
2007年に上演された作品のキャスト・美術を一新しての再演です。


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