飛び加藤 東宝 平成24年6月16日(土)18:00 シアタークリエ


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6月16日(土)18:00公演を日比谷のシタークリエで観ました。

戦国時代に実在した卓越した技術を持つ忍者・加藤段蔵(筧利夫)が主人公です。
ヒロインの楓(佐津川愛美)は旅芸人の少女、追っ手に追われ負傷した若武者に一目惚れします。 若武者を助け逃がそうとする時、妖術使い(涼風真世)が現れ、見逃すかわりに楓の美しい言葉を奪います。
妖術使いは、かつて加藤に裏切られたことへの復讐に燃える美貌の女性・桔梗が姿を変えたのでした。
若武者を忘れられない楓は、忍びの世界から足を洗って手妻で日銭を稼いでいた加藤を誘って若武者を探す旅に出ます。

「人魚姫」をモチーフとし、日本古来の伝統的奇術である「手妻」を取り入れたストーリーがユニークです。
手妻の第一人者でプロ・マジシャンの藤山新太郎が特別出演しています。
笑いがいっぱいのコメディー時代劇でした。

妖術使いの涼風真世は着ぶくれたホームレスのようでした。
しかし桔梗の姿は年を感じさせない美しさがありました。
この舞台では、ラストシーンで藤山が見せた手妻が一番良かったといえば言い過ぎでしょうか?


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