椿姫 パルコ 平成24年4月27日(金)18:30 ルテアトル銀座


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4月27日(金)18:30公演をルテアトル銀座で観ました。
デュマ・フィスの原作、またヴェルディのオペラ「椿姫」は世界で最も上演回数の多い作品の一つです。
美輪版の舞台は8年ぶりの再演です。

パリ裏社交界のマルグリット(美輪明宏)は、高級娼婦として美しく気高く生きようとしています。
プロヴァンス地方出身の純情青年アルマン(木村彰吾)は、シャンゼリゼ通りで見かけたマルグリットに一目惚れし無償の愛を捧げます。
しかしマルグリットは、すでに胸を患い死期が迫っています。
二人の心がすれ違う時があっても純愛は果てしなく、そして切なく、悲恋の結末が涙を誘います。

主演・美輪明宏は5月に喜寿(77歳)を迎えます。
脚本・演出・美術・衣裳も担当しています。
体力の衰えは隠せませんが、その熱演には頭が下がります。
1ヶ月ほどの公演期間ですが、休演日が11日もあります。
またほとんど昼公演で、夜は4回だけです。

舞台も衣裳もゴージャスでした。
舞台の“板”にも絵が描かれています。
客席は女性が8〜9割でしょうか。
社交界の貴婦人役で城月美穂(56期)が出ていました。


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