容疑者Xの献身 キャラメルボックス 平成24年5月22日(火)19:30 サンシャイン劇場


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5月22日(火)19:30公演を池袋のサンシャイン劇場で観ました。
直木賞を受賞した東野圭吾のミステリー小説の舞台化です。
2009年に初演され、3年ぶりの再演です。

アパートに住む母・靖子(西牟田恵)とその娘。
離婚後もしつこく付きまとう元夫を思い余って殺害します。
隣室に住む天才数学者・石神哲哉(近江谷太朗)は靖子にひそかな恋心を抱いています。 事件に気付いた石神は警察の捜査から愛する人を守るために綿密なシナリオを描き母と娘に指示を出します。

刑事は、石神の描いた巧妙なシナリオの罠にはまり、犯人に迫れずにいます。
警察は物理学者・湯川学(岡田達也)に協力を求めます。
石神と湯川は大学時代の友人でした。
湯川もまた頭脳明晰な理論派です。
橋の下に住むホームレスが一人行方不明になったことから、湯川は石神のシナリオの核心に気付きます。

原作は読んでいませんが、舞台は見応えがありました。
休憩はなく、場面は暗転もなく回り舞台で展開します。
最後まで緊張感のある舞台でした。

2008年に映画化され福山雅治が湯川学を演じています。
湯川は考え事をする時にはインスタントコーヒーを飲むという場面が舞台に登場します。
ロビーでは、そのインスタントコーヒーが1杯?円で販売されていました。(飲んでいません)


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