10月16日(水)18:30公演を日比谷の東京宝塚劇場で観ました。
蘭寿とむ退団発表後の公演です。
娘役トップ蘭乃はなの去就や次期トップスターを気にしながらの観劇です。
アンドレア・シェニエ(蘭寿とむ)はフランス革命に散った実在の詩人です。
イタリアオペラの傑作が宝塚のミュージカルになりました。
革命により没落した貴族の令嬢マッダレーナ(蘭乃はな)とアンドレアとの愛が“哀しく切なく苦しく儚く”描かれています。
マッダレーナに叶わぬ思いを抱く革命の闘士ジェラール(明日海りお)は革命に疑問を持ち、悩み、死刑を宣告されたアンドレアを助けようとしますが・・・。
植田景子先生の丁寧で整った演出の舞台です。
主役の3人は、激しい感情を爆発させず、内に秘めた心情をそれぞれに演じています。
フランス革命が舞台というのも同じですが、3人の運命的な出会い、2人の愛と1人の叶わぬ愛、牢獄を訪れる面会人、ギロチン台、天国で幸福になる2人など、どこかベルばらとの共通点を感じさせます。
休憩時間に公演限定スイーツ「パイとカラメルの詩」を食べました。
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