5月21日(火)13:00公演を初台の新国立劇場中劇場で観ました。
海外の演劇人との交流を通して日本を見つめる新国立劇場の企画「With−つながる演劇−」の第2弾の韓国編です。
作は鄭義信、演出は韓国国立劇団のソン・ジンチェクです。
古い因習としきたりの中で平和に暮らしていた島に、温泉を掘りリゾートホテル建設の計画が持ち上がり、土地の買収を巡ってひと騒動になります。
日韓の作家・演出家・俳優が交流し、音楽入りの大人も子供も楽しめる祝祭劇となっています。
中劇場の前10列くらいの座席を取り払ってアリーナスタイルの舞台にしています。
これは古くから韓国の農村における大衆娯楽の雰囲気を出しているようです。
笑いあり涙あり、そしてロミオとジュリエットのような悲劇もあり、いかにも鄭義信らしいストーリーでした。
楽しい舞台なのですが、あまり話題にならないのか客席は半分くらい空席が目立ちました。
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