4月15日(月)19:00公演を下北沢の駅前劇場で観ました。
九州の炭鉱で働いていた「すかぶら」の物語です。
「すかぶら」は炭鉱に降りても、石炭を掘らずに「おもしろい話」をして厳しい労働環境にある炭鉱夫たちを癒す役目の人たちです。
「仕事がスカ(好か)んで、いつもブラブラしている」ことから「すかぶら」と呼ばれています。
そんな「すかぶら」だけが住んでいる炭鉱住宅に自殺志願の男が迷い込みます。
男は、社会の底辺で貧しいながらも逞しく生きる「すかぶら」と接するうちに、なぜか生きる元気をもらいます。
現代ではぎすぎすした人間関係が日常的ですが、「笑わせること」「笑うこと」の大切さを訴えているようです。
登場人物の人間関係の設定が少し非現実的で違和感を感じました。
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