怒濤 青年劇場 平成25年9月8日(日)14:00 紀伊國屋サザンシアター


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9月8日(日)14:00公演を新宿の紀伊國屋サザンシアターで観ました。
日本細菌学の父・北里柴三郎の半生を描いた森本薫の作品です。
戦時中の昭和19年、多くの劇場が閉鎖される中、文学座が初演しています。
今回、青年劇場の50周年記念公演として上演されました。

北里柴三郎は、帝大閥との軋轢で政府に冷遇されながらも、伝染病予防のために血清の研究に心血を注ぎます。 また伝染病を不安に思う近隣住民の立ち退き運動にも直面します。

しかし、強い信念でエネルギッシュに立ち向かう柴三郎の姿、そして柴三郎を支えた家族や研究員の姿が生き生きと描かれています。
見応えのある舞台でした。


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