風撃ち 桟敷童子 平成25年5月18日(土)18:00 5月22日(水)19:00
すみだパークスタジオ倉


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5月18日(土)18:00、5月22日(水)19:00公演をすみだパークスタジオ倉で観ました。

絶海の孤島にまだ明治政府の管理下にない“カリド”が住んでいる。
明治30年、3人の元戦友がこのカリドを調査するために島に向かう。
しかし船は難破し、カリドに命を救われるが・・・。
カリドは500年もの間、再び本土の土を踏むことを望みながら古い掟に従って生きてきた。 そして本土から連れて来られた3人の童は本土に戻って“いけにえ”になることを望みながらカリドに育てられていた。

3人の戦友、10人のカリド、3人の童、それぞれが対立する中で命を落としていきます。
どこまでも相容れることのない生き様が悲劇のように描かれています。
しかし小舟に乗った一人の童が風に乗って本土に流されていくところで幕となります。
カリドの将来はこの一人の童に託されたようです。
桟敷童子の舞台は演技も装置もいつもパワフルです。


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