12月15日(日)14:00公演を新宿の紀伊國屋サザンシアターで観ました。
題名はイギリスのロマン派詩人ウィリアム・ワーズワースの詩の一節です。
ある地方都市の閉館の決まった映画館が舞台です。
館主と東京から戻ってきたその息子、
息子を追ってきた男、
館主の年老いた父親、
なぜか着ぐるみで顔を隠している映写技師、
映画館で働くお姉さん、
スーパーの帰り道に映画館のベンチで休憩するおばさん、
7人のキャストそれぞれの個性が光り、味のある豊かな舞台になっています。
鄭義信・作、松本祐子・演出です。
笑いあり涙ありのこれぞ新劇らしい作品でした。
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