10月13日(月)14:00公演を赤坂区民センター区民ホールで観ました。
カナダケベック州(フランス語圏)で生まれたファンタジー作品です。
登場人物は2組の男女。
古い本屋が新装オープンします。
新しいオーナー・ジェーン(麻乃佳世・74期)は極端に内気な性格です。
隣のチョコレート屋のサミュエルに好きだという想いを伝えられません。
本屋に客が来ないのは、亡霊が出るという悪い噂のせいでした。
この亡霊は以前のオーナー・ヴィクターでした。
ヴィクターもまた片想いのまま別れた女性ぺトラ(旺なつき・63期)を忘れられず成仏できないのです。
ぺトラも登場して、2組の男女の恋の行方はどうなるのでしょうか?
ほんの少し勇気を出して思いを伝えれば・・・。
いじらしいような純愛が観客の胸を打ついい舞台でした。
麻乃佳世については“すみれコード”では許されないような大胆な演技の公演も観ましたが、今回は「清く正しく美しく」演技していました。
現在では、フランス語、英語、スペイン語版が世界各国で上演されているそうです。
|