10月29日(水)19:00公演を下北沢の駅前劇場で観ました。
かつて“きょんきょん”と呼ばれたアイドル小泉今日子が小劇場の舞台に立ちます。
土佐の高知の漁師町にある1軒の家が舞台です。
父の死後その遺産を目当てに砂栄子(山野海)が30年ぶりに故郷に帰り、フタゴの美砂子(小泉今日子)と再会します。
すでに30年の歳月が流れています。
母の自殺の後、父は宗教に逃避し、残された14歳の美砂子は一人で働き、父や妹の面倒を見てきました。
また、東京の親戚に養女に出されていたた砂栄子にも仕送りを続けました。
さらに、町の人が困った時には経済的援助を惜しまず、東京に出て大金の横領が見つかって町に戻ってきた男の借金の返済までも助けているのです。
どうしてそんなにお金があるのか、秘密のベールに包まれたままです。
そして、とうとうその衝撃の秘密が美砂子の口から明かされようとします。
もう50歳近くになった小泉今日子の美しさがひときわ目立つ舞台でした。
セリフは土佐弁でした。
定員は100名ほどの会場ですが、客席は150人くらいいたでしょうか。
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