11月27日(木)18:30公演を東京宝塚劇場で観ました。
22年ぶりの再演です。
貴族グレイヴィル家の領地の森の中で妖精パック(龍真咲)が生まれます。
人間に姿が見えないのを良いことにパックは屋敷の中で次々といたずらを仕掛けます。
しかし妖精の存在を信じるグレイヴィル家の孫娘ハーミア(愛希れいか)だけはパックの姿に気付きます。
そしてパックは純粋な心を持ったハーミアに恋をしてしまいます。
人間に恋をした妖精には厳しい罰が待っています。
パックは罪を償うために1年間声を捨てて人間界で過ごさなければなりません。
明るく楽しくファンタジックな舞台です。
パックは、生まれてから成長するのに合わせて声を変えています。
しかし、姿は初めから成長後のままなので、生まれたばかりの時の子供っぽい話し方はちょっと不自然でした。
シェークスピアの「夏の夜の夢」をモチーフに、当時「歌の妖精」と言われた涼風真世のために書かれた作品です。
ハーミアは麻乃佳世、森番の息子ボビーを演じたのが天海祐希でした。
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