9月17日(水)18:30公演を日比谷の東京宝塚劇場で観ました。
今回は久しぶりに専科の轟悠が本公演に主演しています。
舞台はニューヨーク、第1次世界大戦後の好景気とその後の恐慌に翻弄される男女の愛憎のドラマです。
シェークスピアの「オセロ―」をモチーフにしているようです。
オセロ―に相当するオットー役の轟悠はとにかく貫禄十分です。
トップスターの柚希礼音はオットーの腹心の部下イヴァーノ役、オットーを誤解し復讐心を燃やす悪役に徹しています。
娘役トップの夢咲ねねはオットーの妻・ディアナ役、ひたむきにオットーを愛する可憐な存在で主演の2人を引き立てています。
植田景子先生の作・演出はいつも整っていて分かりやすいです。
ショー「パッショネイト宝塚!」はラテン世界をエネルギッシュに表現しています。
特にブラジルの国技である、格闘技のようなダンスのような「カポエイラ」を取り入れた場面は独特のリズムに回し蹴りのような足技など迫力満点でした。
8月にトップコンビの退団発表もあり、すごいチケット難になっているようです。
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