5月26日(火)18:30公演を日比谷の東京宝塚劇場で観ました。
綾瀬はるか似?の花乃まりあが娘役トップになってのお披露目公演です。
また、宝塚ファンを自認する人気脚本家・大石静が花組のために書き下ろしたオリジナル作品です。
フランス革命前夜、地中海に浮かぶ美しい島カリスタはフランスの支配に苦しめられていました。
幼馴染でありながら、フランスで育ったシャルル(明日海りお)はフランス軍守備隊司令官として故郷に赴任し、ロベルト(芹香斗亜)は独立運動のリーダーとして、2人は敵対する立場となって20年ぶりに再会します。
そして2人は島の娘・アリシア(花乃まりあ)を愛するようになります。
明日海りおは、司令官でありながら島の独立を実現しようとする秘めた思い、また、友情と愛情の葛藤に揺れる心情を巧みに演じています。
芹香斗亜は実に男っぽい男を演じ、花乃まりあは実に情熱的な娘を演じ、この3人がうまくかみ合って見ごたえがあります。
そして専科・美穂圭子の熱唱が舞台を盛り上げていました。
ショー「宝塚幻想曲」は太鼓や三味線の音、振り袖のついたドレスなど、「和」の演出が取り入れられています。
今年8月の台湾公演でも上演されます。
公演限定スイーツは、夕陽に染まる地中海に浮かぶ島をイメージした「カリスマの美味に抱かれて」でした。
|