2月8日(日)13:00公演を下北沢のシアター711で観ました。
その証明に360年もの歳月を要した「フェルマーの最終定理」をテーマにした作品です。
イギリスの数学者アンドリュー・ワイルズが1993年6月、ケンブリッジ大学でその証明を発表します。
この歴史的な講義に立ち会った(これは架空の設定のようです)日本人の数学者たちを巡る物語です。
役者は、数学の専門用語を駆使したセリフを流暢に話し、黒板にはチョークでスピーディに数式を書いていきます。
どのような稽古をすればそんな演技ができるようになるのか、不思議で驚きです!
ケンブリッジ大学で数学を研究している日本人助教授を演じた洪明花の演技が、可愛くてちょっと滑稽で、難解な数学に悩む?観客をなごませ、とても印象的でした。
黒板を消す時にチョークの粉が飛ぶので観客にはマスクが配られました。ほとんど飛んで来ませんでしたが。
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