11月29日(日)14:00公演を中野のテアトルBONBONで観ました。
西瓜糖は文学座に所属する3名(山像かおり、松本祐子、奥山美代子)が主宰する演劇集団で、今回が4回目の公演です。
大正時代、軽井沢の静かな森の中にある別荘で出会う男と女の人間模様が描かれています。
登場人物は9人、別荘の持ち主の長女は養女で、その後生まれた気弱な長男と病弱な次女。
長女と長男は画家で、その友人の画家2人も登場します。
姉弟の確執と対立、4人の画家の思惑や競争など、登場する9人の人間像が丁寧に書き分けられていて、それぞれに存在感がありました。
小劇場作品というより新劇の王道を行くような雰囲気で見ごたえがありました。
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