もとの黙阿弥 松竹 平成27年8月22日(土)16:30 新橋演舞場


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8月22日(土)16:30公演を新橋演舞場で観ました。
井上ひさし原作の、コント集といわれる喜劇です。

男爵家の跡取り(片岡愛之助)と豪商の箱入り娘(貫地谷しほり)のお見合いが予定されています。 親が勝手に決めた見合いの相手の本当の姿を見極めようと、跡取りは住み込みの書生(早乙女太一)と、箱入り娘は女中(真飛聖)と入れ替わります。
この2組の主従を中心に、互いに相手が替え玉とも知らず巻き起こる笑いがいっぱいの大騒動です。

書生と女中に入れ替わった二人は互いに惹かれあいます。
そして二人は、恵まれているはずの家を捨て、大切な人と共に生きていく決意をします。

真飛聖はテレビドラマよりも舞台のほうが生き生きしているように見えます。
テレビ画面の中の小さくまとまった演技でなく、舞台上で体いっぱいに動く演技が似合っています。

「劇中劇」も観どころの一つになっています。
オペレッタでは真飛聖と早乙女太一が歌います。
歌舞伎芝居では片岡愛之助と貫地谷しほりが「おまんまの立ち廻り」を演じます。
歌舞伎をやったことのない人間が少し教わって演じる設定なので、片岡愛之助の滑稽な動きがおかしかったです。


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