10月11日(日)19:00公演を三鷹市芸術文化センターで観ました。
作・演出は宮崎県出身の松本哲也です。
「宮崎弁で贈る、恋と家族の物語」です。
小さな電気工事会社の社長が病気のため近く入院します。
その社長を励まそうと3人の娘や会社の職人が宴会を計画します。
そして宴会の夜、会社兼自宅の隣にある職人の「詰め所」が舞台です。
特にドラマチックでもなく普通の日常が、そして詰め所に出入りする娘や職人たちの感情の起伏がユーモアも交えながら丁寧に描かれています。
社長の跡は誰が継ぐのか、長女の娘の将来は、次女と三女の恋の行方は、結論は観客の想像にゆだねられています。
長女薫を演じた山像かおり(文学座)はベテランの味が出ていて存在感がありました。
劇団名の「小松台東」は宮崎の地名のようです。
|