プリンス・オブ・ブロードウェイ 梅田芸術劇場 平成27年11月2日(月)13:30
東急シアターオーブ


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11月2日(月)13:30公演を渋谷の東急シアターオーブで観ました。
柚希礼音(85期)は宝塚退団後の初舞台です。

87歳の現在もブロードウェイで現役の演出家として活躍を続けるハロルド・プリンス。
これまで手掛けた数々の名作から15作品(もっと?)の一シーンがよみがえり、歌は26曲くらいが歌われます。

ブロードウェイから来日の9名と柚希礼音の10名が登場します。
キャストのレベルが高く、そのパフォーマンスも素晴らしいです。

特に「オペラ座の怪人」のファントム役のラミン・カリムルー、「キャバレー」のタイトルソングを歌うサリー役のブリヨーナ・マリー・パーハムの歌の迫力には圧倒されます。
またダンスの名手として知られるトニー・ヤズベックのタップダンスのパフォーマンスも見ごたえがありました。

柚希礼音は「くたばれ!ヤンキース」では小悪魔ローラに扮します。 野球のユニフォームを脱ぎ捨てた後は、男役だった宝塚の舞台ではけっして見られない大胆な衣裳でした。
トニー・ヤズベックがリードするデュエットダンスでは生き生きと踊っていました。
英語による上演ですが、蜘蛛の姿の衣裳で歌う「蜘蛛女のキス」は日本語でした。

さすがにこのメンバーに囲まれると柚希礼音は歌ではなく、ダンスのダイナミックさや華やかさでひときわ目立っていました。
ミュージカルの熱いエネルギーを文字どおり体感できる舞台でした。

この日は、公演中に2回しか行われない柚希礼音のアフタートークがありました。
ローラに扮すると分かった時、どんな衣裳になるのか心配?したそうです。


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